MRIプロテクター活用例

MRIプロテクター製品別の活用例は以下のとおりです。

MRIプロテクター種類 活用例
全製品共通
  • ①ガントリ、コイル、ケーブルとの接触や、身体でループが形成された場合の誘導電流による火傷リスクを軽減。
  • ②刺青などの染料に含まれる金属成分の発熱や変色リスクを軽減。
ネックガード(頸部) 頸部に埋め込められている非磁性金属(頸部ステント・金属ワイヤー等)装着者に使用
ベスト・フィットコート(胸部)(胸部~下腹部)
  • ①胸部や下腹部に埋め込まれている非磁性金属(ステント・胸骨ワイヤー・人工股関節等)装着者に使用
  • ②頭部、四肢を除く身体の電磁波曝露を軽減
ロールシートA (腕と脚部)
  • ①肘や膝関節等に埋め込まれている非磁性金属プレートの装着者に使用
  • ②RF反射・遮蔽作用により折り返しアーチファクトを抑制
ロールシートB(胸部または腹部を部分カバー) 下腹部検査の際に刺青・ステント・胸骨ワイヤー装着者に使用
ミトン(手と足)
  • ①非磁性金属アクセサリー(指輪やネイル)装着者に使用
  • ②バルーンスイッチ使用者に使用(手のひらでループが形成された場合の誘導電流による火傷のリスクがある)
  • ③RF反射・遮蔽作用により折り返しアーチファクトを抑制する際に使用
パンツ(下腹部)
  • ①骨盤部内のステントやコイル、股関節に埋め込まれている非磁性金属インプラント装着者に使用
  • ②生殖器(睾丸、子宮、卵巣)の電磁波曝露を軽減、また、MRIだけでなく高周波温熱治療器にも有効

注意

臨床試験未実施のため、MRI非対応のペースメーカ・ICD等の埋め込み型デバイスを装着された方に使用しないで下さい。

使用上の注意はこちら