会社沿革

1997年2月 電磁波シールド新素材「MGネット」を開発 (2004年6月米国にて特許取得済み) 「MGネット」を使った電磁波防護服の開発に着手。
1998年9月 高周波電磁波防護服「MGベスト」を発表し、高周波が原因となる携帯電話やその他通信機器などによるペースメーカの不適切作動防止に実績を上げる。
2002年1月 近畿大学理工学部岡本允夫教授が中心となり、大阪医科大学胸部外科、大阪府立産業技術総合研究所とでペースメーカ不適切作動防止のための電磁波防護服研究開発チームが結成された。
2002年7月 上記研究チームが厚生労働科学研究費補助金給付(厚生労働科学研究成果データベース(文献番号200200305Aで検索できます):研究課題名「ペースメーカ装着者の就労や社会参加の促進に向けた高周波電磁波干渉における誤動作防止用電磁波防護服の開発及び利用に関する研究」を受け、産官学共同の研究開発が開始される。
■厚生労働科学研究成果データベース
2002年12月 厚生労働科学研究障害保健福祉総合研究事業の一環として、財団法人日本障害者リハビリテーション協会にて上記研究に関する研究発表を行う。
2004年1月 ペースメーカ電磁波防護服を実用化するためメディカル・エイド株式会社を資本金1000万円で設立し、同年2月に出資を募り1億5千万円の第3者割当増資をする。
2004年2月 上記の厚生労働科学研究プロジェクトチームが中心となり「ペースメーカ電磁波障害対策研究グループ」が発足し、同グループ主催、財団法人日本障害者リハビリテーション協会協賛のもと「心臓ペースメーカ電磁波障害に関する公開シンポジウム」を大阪医科大学臨床講堂にて開催。ペースメーカ植え込み患者様をはじめ、各関係機関から評価を得る。
2004年8月 ペースメーカ防護用低周波電磁波遮蔽素材「EMSパッド」を開発。
「心臓ペースメーカの電磁波に対する感受性の評価技術及び防護服等による妨害電磁波からの心臓ペースメーカの防護技術の開発」が平成16年度大阪府先端技術創出型産学官研究開発補助事業に採択される。
2004年10月 「ペースメーカ電磁波障害対策研究グループ」により、ペースメーカを低周波磁界と高周波電磁波の両方から防護する「MGベストV2」が開発される。
2005年2月 MGネット(電磁波遮断ネット)が米国特許US6,855,833,B1を取得。
2005年3月 「ペースメーカ及びICD装着者の為の誤動作防止電磁波防護服の開発及び利用に関する研究」をテーマに中小企業創造活動促進法認定企業となる。
2005年5月 第20回日本心臓ペーシング電気生理学会にて以下の3演目が発表された。
  • 1.デマンド型心臓ペースメーカへの電磁波影響調査のための標準体型人体モデルの検討
  • 2.IH式電気炊飯器からの漏洩磁界によるペースメーカへの電磁干渉防止法に関する研究
  • 3.電磁波による心臓ペースメーカの不適切作動を防止する電磁波防護服に対する性能評価
2005年6月 (財)テクノエイド協会より平成17年度福祉用具研究開発助成事業(助成事業課題「ペースメーカ及び除細動器装着者の就労促進に向けたペースメーカ誤動作防止電磁波防護服の開発及び利用に関する研究」)に採択され、ペースメーカ電磁波防護服の実用化に向けて研究プロジェクトを立ち上げる。
2005年11月 日常生活用ペースメーカ電磁波防護服「MGベストV3」を当社株主でもある販売代理店、㈱八神製作所㈱ムトウ小西医療器㈱㈱シー・ピー・エルにてパイロット販売開始。
2006年5月 最終改良製品「MGベスト」と室内専用製品「MGエプロン」のパイロット販売開始。同時に世界で初めてのIH調理器専用の電磁波防護エプロン「IH安心エプロン」を発表し、販売開始。
2007年3月 MGネット(電磁波遮断ネット)が日本特許第3932205号を取得。
2007年4月 (財)テクノエイド協会の福祉用具研究開発助成事業成果福祉用具として「MGベスト」「MGエプロン」の一般販売を開始
2007年6月 MGベスト(医療用インナーウェア)が日本特許第3971014号を取得。体内植込型脊髄刺激装置(SCS)用電磁波防護服の開発に成功し、6月10日にドイツのミュンヘンで開催された「欧州麻酔科学会」にて「IH調理器のSCSに対する影響およびSCS使用患者に対する防護服の効果」を発表し、高い評価を受ける。
2007年10月 10/31に開催された「大阪LOHASプロジェクト」シンポジウムにて当社の「マルチベスト・妖精のベール」を環境順応型ロハス衣服として発表する。
2008年9月 マルチベスト・妖精のベール(OA・妊婦用電磁波遮断ネットインナーウェア)が日本特許第4181628号を取得。
2008年11月 EMC(電磁両立性)対策製品「EMCシート」新発売しました。
2009年9月 「業務用IH調理器用エプロン」を新発売し、長野県松本市の学校給食センターに採用されました。  →詳しくはこちらをご覧下さい
2009年10月 EMC(電磁両立性)対策製品「EMCテント」を新発売しました。
2010年8月 ペースメーカ・ICD等電磁波防護服が「障害者作業施設設置等助成金」の対象となり、助成金の支給が決定されました。
強電磁界の職場用ペースメーカ・ICD等電磁波防護服「MGワークベスト」を新開発し、日本特許を取得しました。【特許第4557301号 2010年8月23日取得】
2010年12月 強電磁界の職場用ペースメーカ・ICD等電磁波防護服「MGワークベスト」販売を開始しました。
2012年10月 当社の新たな事業として「調査・試験」が加わりました。
2015年7月 カプセル内視鏡電磁波防護服「MGベストCES(現CESプロテクター)」の販売を開始しました。
2016年11月 50・30Hz~数十GHzまで対応可能なシールドボックス「EMSボックス」の販売を開始しました。
2018年4月 移動式電磁波シールドルーム「電磁波シールド車輌」の開発に成功し、レンタルを開始しました。
2018年6月 MRI用電磁波防護服「MRIプロテクター」を開発し、特許出願しました。
2019年5月 株式会社クリアの美容部門を引き継いで「クリア事業部」として運営を開始しました。
2019年7月 MRI検査用電磁波防護衣「MRIプロテクター」を第三種医療機器として販売を開始しました。
2020年3月 除菌/抗菌用品「AG除菌マスクシート」「AG除菌カットシート」販売を開始しました。
2020年11月 MRI検査用電磁波防護衣「MRIプロテクター」が日本特許を取得しました。【特許第6799351号 2020年11月25日取得】
2021年2~5月 Ag+マスク除菌シートが2月より東京23区内にある高齢者施設(73件)の従業員用に約6000枚配布されました。3ヶ月後のアンケート調査結果では3ヶ月間の新型コロナウィルス陽性者は0人でした。
2021年11月 Ag+マスク除菌シートと空涼マスクが日本特許を取得しました。【特許第6974891号 2021年11月9日取得】
2021年12月 Ag+マスク除菌シートとMRIプロテクターを米国、EU、中国に特許出願をいたしました。
2023年1月 強電磁環境作業用 電磁波防護衣「MGスーツ」を開発し、販売を開始しました。
2023年10月 大阪ものづくり優良企業賞(匠)2023に選出され 【知的財産部門賞】もあわせて受賞しました。

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