対応規格試験

イミニティ(EMS)試験

  • ①ファーストトランジェント/バースト試験  関連規格No IEC 61000-4-4
  • ②雷サージ試験  関連規格No IEC 61000-4-5
  • ③電動妨害イミニティ試験  関連規格No IEC 61000-4-6
  • ④電源電圧変動試験  関連規格No IEC 61000-4-11
  • ⑤インパルスノイズ(雑音許容度)試験

エミッション(EMI)測定

⑥伝導妨害波測定(雑音端子電圧測定)  関連規格No EN55014等

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対策試験

EMS・EMI規格測定を電波暗室等で実施した際、規格をオーバーしたノイズレベルを相対値で測定することが可能です。 例えば、規格試験合格に5dB低減する必要があった場合、電磁シールドルーム内で5dB低減を実現し、EMS・EMI規格試験に合格させることが可能になります。

対策試験の注意点

  • 1) EMS・EMI規格測定を先に実施し、規格をオーバーするノイズの周波数、ノイズレベルをあらかじめ特定しておいて下さい。※最初から本シールドルームでEMS・EMI対策試験はできません。
  • 2) 本シールドルームは30MHz~100MHzの帯域では共振ノイズで測定が難しい場合がございますので、100MHz以上のノイズ対策でご利用願います。
  • 3) シールドルーム内の反射波の影響により、アンテナや測定対象器機の位置が変化するとノイズレベルも変化します。器機にノイズ対策をし、再測定する際は元の位置に戻せるよう位置決めのマーカーをして下さい。

※対策試験用にスペクトラムアナライザーに接続できる測定用ポールアンテナ(30MHz~1GHz)、N型同軸ケーブル、3Ω、10Ωのアットネーターを移動式電磁シールドルームに付属しております。

※シールドルーム内での対策試験は測定条件や器機によって調整が必要なので、その点をご理解頂いた上、実施して下さい。

イミニティ(EMS)試験         規格試験の要件

  • ① 静電気放電試験              3m角以上のシールドルーム
  • ② 放射妨害波測定(1GHz以上)       電波全無響室の部屋

エミッション(EMI)試験        規格試験の要件

  • ① 放射妨害波測定(1GHz以下)       電波半無響室以上の部屋
  • ② 放射妨害波測定(1GHz以上)       電波半無響室以上の部屋
  • ③ 放射妨害波測定(対策用簡易測定)       電波全無響室の部屋
  • ④ 妨害電力測定(雑音電力測定)       10m暗室の使用を義務付け
  • ⑤ 照明器具の妨害歯波強度試験(9kHz~30MHz)  部屋の大きさ
           
使用方法はとても簡単です。
複数拠点で活用できる移動式電磁シールドルームは事務所内にスペースを設ける必要なく、様々な場所へ移動、検査が可能となります。

移動式電磁シールドルームの使用方法へ

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