電磁波シールド素材
新素材 EMCスクリーン(特許出願中)

壁・天井・床・筐体・ケーブルなどに貼り付けるだけでEMC対策

 日本製 

医療機器や産業機器へのノイズ対策、Wi-Fi等のRF通信波による相互干渉防止に

金属板や金属フィルムなどシールド性能が高すぎる(80dB以上)素材は反射が大きくなり、機器に思わぬ影響を与えることがあります※

EMCスクリーンは、1MHz~6GHzの帯域で適度なシールド性能(43~48dB)を有しており、EMC対策に有効です。特にWi-FiなどのRF通信波の遮蔽材として、壁、天井、床に配置することで、外部からのノイズによるエラーを防止し、内部機器への反射や共振の影響を小さくします。

薄型で軽量(厚さ0.18mm、重さ155g/㎡)の粘着シート加工を施した素材なので、壁や床、天井だけでなく、ビニールカーテン、機器や部品、コード類などにも貼り付けるだけで、簡単にご使用いただけます。

EMCスクリーン

EMCスクリーン

EMCスクリーン

裏面粘着加工



※高周波電磁波の反射率が高いと、他の機器への影響が大きくなる可能性がある

  • ・反射電磁波の拡散:高い反射率を持つ材料は、電磁波が広範囲にわたって拡散され、周囲の機器が反射された電磁波の影響を受けることがある。
  • ・電磁干渉 (EMI):反射された電磁波が他の電子機器やシステムに侵入することで、電磁干渉が発生し、その機器の正常な動作を妨げることがある。
  • ・電磁環境の複雑化:反射電磁波が複数の方向に散乱することで、電磁環境が複雑化し、予期しない場所での電磁干渉が発生するリスクが高まる。これにより、特定の機器やシステムに対する影響を予測しづらくなる。
  • ・シールド効果の低下:反射率が高い材料を使用する場合、電磁波の再放射や共振を引き起こし、期待するシールド効果が得られず、電磁波の制御が難しくなる。

EMCスクリーン

実例 カプセル内視鏡用電磁波防護服(CESプロテクター)の誤動作検証試験

  • カプセル内視鏡用電磁波防護服の開発に際して、MGネット2重(約40dB)とMGネット4重(約60dB)の素材で防護服を作成し、人体ダミーにカプセル内視鏡のアンテナを人体各部7箇所に設置し、腹部にカプセル内視鏡を埋め込み、各防護服を着用してテレメーターの周波数帯域で電磁波を照射し、アンテナを近づけでエラーの発生距離を測定した。
  • ・MGネット2重(約40dB):7つのアンテナの位置によってエラーでる距離にバラツキがでなかった。ほぼ均一にエラーが出る距離が縮まった。
  • ・MGネット4重(約60dB):7つのアンテナの位置によってエラーでる距離にバラツキが出て、アンテナ位置によっては遠い距離からでもエラーが出た。
  • 詳細は以下の資料を参照下さい。
  • MGネット2重(約40dB)と4重(約60dB)のカプセル内視鏡への影響比較試験

【特長】

  • ・500kHz~1MHzで36~45dB、1MHz~6GHzで43~48dBのシールド性能があり、電界強度を約100分の1に減衰させる
  • ・反射・共振等の影響が少なく、Wi-Fiや5G等のRF通信波などから発生する電磁波による各種機器への相互干渉(EMC)を防ぐソリューションとして適している
  • ・薄くて軽量、自由に裁断でき、粘着シートで容易に部品や壁面に貼り付けることができる
  • ・万が一、施工箇所が破損しても、破損した箇所に本素材を貼るだけで補修できる
  • ・防炎素材であり、ロケットエンジンルームの壁面にも使用可

【用途 Wi-Fi等のRF通信波によるEMC対策】

  • Wi-Fi等のRF通信波を利用する機器が飛躍的に増えており、機器同士の相互干渉のため、通信エラーや不適切な動作をすることが増えてきております。
  • ・自動車工場や倉庫などで無線による自動制御を行う際、電磁波の浸入が予想される壁面に配置することで、隣接する工場ラインとの混信やWi-Fiなどの機器による電磁干渉を防止
  • ・オフィスの壁や天井や床等に配置することで、隣接した部屋同士の混信や電磁干渉を防止
  • ・印刷機等の各種機器内部のコード類やインバーターなどから発生する放射ノイズ対策
  • ・医用テレメータの受信機周辺にビニールカーテンに貼り付けて配置することで、近隣病院との混信や、Wi-FiやLED照明などの機器からの電磁干渉を防止

【用途 サイバーテロ対策】

  • パルス爆弾や高出力マイクロ波兵器などから発生する電磁パルスにより、約50kV/m(DC数10MHz)電界強度が発生し、情報・通信機器を含む電子器機や電力・通信線に高電圧の電流が誘起されます。10kV/m以上の電界強度が一瞬でも照射されると、電子器機や電子システムを破壊されることが予想されます。
  • ・データセンターのサーバーや各種電子機器を保護するために、本素材を部屋の壁や天井、床に施工する
  • ・生活インフラ(電力・ガス・水道等)や通信インフラの各種電子機器を保護するために、本素材を部屋の壁や天井や床に施工する

電磁波対策(EMI対策)

EMCスクリーンは、薄くて柔軟性のある生地ながら、100kHz~6GHzにおいて約30dB~50dBのシールド性能を持っています。シールド性能が高すぎる(80dB以上)と反射や共振の影響が大きくなりますが、本製品は適度なシールド性能により反射や共振の影響が少ないため、EMC対策に適しています。

耐久性・耐火性が高い

EMCスクリーンの引張強度は約300〜450 N/5cmで、耐熱性や耐腐食性にも優れています。また、熱にも強く(防炎1級合格品)、宇宙ロケットの防音壁にも採用されています。

高汎用性

薄くて軽量で、粘着加工されているため、壁やパネルに簡単に貼り付けて使用できます。パンチング加工されているので通気性や透湿性もあり、多くの用途に応用が可能です。

環境への配慮

EMCスクリーンは軽量であるため、従来の金属板などと比較して製造や再生処理の際に必要な熱エネルギーが少なくて済みます。重い素材は運送時のエネルギー消費が多く、CO2排出の増加につながりますが、EMCスクリーンはその点でも優れています。また、長寿命で交換頻度が少ないため、資源の消費も抑えることができます。


EMCスクリーン使用例はこちら


EMCスクリーンの仕様

品番 AG3015-T
巾×厚み×反長 970mm×0.18mm+剥離紙0.2mm×100m乱
重量 155g/㎡(剥離紙付き235g/㎡)
素材 基材 ガラス繊維
コーティング材 アルミニュウム
粘着材 アクリル
電磁波シールド性能(KEC法) 500kHz~1MHz 36~45dB
1MHz~1GHz 45~48dB
電磁波シールド性能(ASTM法) 1GHz~6GHz 40~45dB
導電性 表面抵抗(Ω/10×10cm) 表面(アルミ) 0.5Ω
裏面(ガラス繊維) 絶縁
耐久性(シールド性能) 10年以上
推奨使用温度範囲 -40~200℃
燃焼性 防炎1級合格品(試験方法 JIS A1322)
透湿度 約35g/㎡/24hr(試験方法 JIS Z0208)
※上記値は製品製造時の実測値の一例であり、規格値ではありません
指定仕様 国土交通省機械設備工事仕様(公共建築工事標準仕様書)に適合

性能と物性についてはこちら

価格表(税別)

ご希望のサイズ(1m単位)で裁断いたします。ロールで供給いたします。
※最低発注ロット1m(国内送料込)10m以上は数量に応じて値引(お問い合わせください)

品番 巾(反物長100m乱) 販売価格(税別)
AG3015-T 970mm 10,000円/m

ロール状なので湾曲やシワがございますが、貼り付けると平らになり、
シワは少し残りますが性能には問題ありません。

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