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純銀メッシュ素材「MGネット」銀イオン溶出試験報告書
純銀メッシュ「MGネット」5gを1リットルの超純水と次亜塩素酸ナトリウム液(水道水を模擬した溶液)に投入した際の銀イオン濃度がどのように変化するかを令和2年5月25日に以下の通り弊社にて試験を実施しました。試験内容の詳細は別紙参照願います。
1. 試験品:
銀をナイロンの表面に無電解メッキした繊維をより糸にし、ハニカム形状の粗めネ ットにした試料「MGネット」ナイロン70%、純銀30%(重量比)
2. 試験施設:
地方独立行政法人 大阪産業技術研究所(本部・和泉センター)
3. 試験内容:
純銀メッシュ「MGネット」銀イオン溶出試験2
4. 試験概要:
「超純水」と「水道水の水質基準上限の次亜塩素酸ナトリウムを加えた水」に「MGネット」を投入し、1分、5分、10分間経過後の銀濃度(銀イオン量)を検査した。
5. 試験用試料:
MGネット5g(銀の表面積約3125c㎡)
6. 試験用溶液:
超純水1リットル、次亜塩素酸ナトリウム溶液(水道水を模擬したもの)1リットル
7. 試験結果:以下の表にて参照
8. 試験報告:
超純水、次亜塩素酸ナトリウム溶液ともにMGネット投入後1分間で銀イオン濃度が100ppb (0.1 ppm)を超えたことが確認できた。
この数値はAg+マスク除菌シート1枚(0.2g)を水40mlに投入したのと同等の数値に換算でき、呼気の飛沫水分とシートが反応し、短時間でマスク内の飛沫水分銀イオン濃度が上昇することが想定できる。
銀イオンの発生量は銀の表面積に比例するので、銀イオン溶出試験1(MGネット0.1g)と比較して50倍のMGネットを投入したことで多量の銀イオンが短時間で発生した。
以上のことから弊社MGネットは素材面積に対して銀の表面積が約2倍あるので、マスク内で使用した場合、短時間で呼気の水分と効率よく反応して銀イオンの飛沫が発生し、マスク内で銀イオン濃度が高まり、マスク内の除菌・抗菌・消臭の効果が発揮される。さらに、マスク内の銀イオン飛沫はマスクの隙間から外に排出されるので、目元のウイルスや細菌の除菌、花粉等のアレル物質が抑制される。
また、銀イオンの飛沫が吸入されると、鼻腔・口腔内のウイルスや細菌の除菌、アレル物質の抑制、口臭の原因物質(硫化水素・アンモニア等)除去が期待できる。
メディカル・エイド株式会社