MRIプロテクターメニュー(タップでメニュー表示)
電磁波防護の仕組み
また、撮像対象よりも設定した撮像エリア(FOV)が小さい場合、FOV以外の領域は位相方向に折り返って重なって画像表示されてしまいます。MRIプロテクターを使用した領域からはMR信号を得られないため折り返しアーチファクトは無くなり、オーバーサンプリングや位相方向の転換、前飽和抑制パルスの設定は不要となります。結果として、撮像時間を抑制することが可能です。
※ MRIプロテクターを使用した場合、信号強度が弱くなり、多少画質劣化する恐れがあります。
MRIプロテクター活用例
MRIプロテクター製品別の活用例は以下のとおりです。
MRIプロテクター種類 | 活用例 |
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全製品共通 |
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ネックガード(頸部) | 頸部に埋め込められている非磁性金属(頸部ステント・金属ワイヤー等)装着者に使用 |
ベスト・フィットコート(胸部)(胸部~下腹部) |
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ロールシートA (腕と脚部) |
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ロールシートB(胸部または腹部を部分カバー) | 下腹部検査の際に刺青・ステント・胸骨ワイヤー装着者に使用 |
ミトン(手と足) |
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パンツ(下腹部) |
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注意
臨床試験未実施のため、MRI非対応のペースメーカ・ICD等の埋め込み型デバイスを装着された方に使用しないで下さい。